ミラノでこの道行ってみる

Moto Guzzi V7III MILANOとの日常を書いていきます

湖岸道路を走る(後編)

海ではありません。湖です

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湖岸道路を南下するにつれ天気も回復傾向

ぷよにい!のテンションも急上昇!

そして相棒ミラノちゃんも・・・絶不調??

今日のミラノはいつもに増してご機嫌斜めだ

以前から兆候はあったが走る度に酷くなってくる

現在の症状

①ギアの入りが悪い。特にニュートラ

②低速で走行中に異音がする

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琵琶湖大橋を越えたあたりから走行に支障が出るほどに悪化。特に①

信号待ちで1⇄2行ったり来たり。

とにかくニュートラルに入らない

詳細は省くが、モトグッチの乾式単板クラッチクラッチレバーを握って信号待ちはNGなのだ

さすがにおかしいので、道の駅に緊急ピットイン

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こんな時の為に積んでおいた車載工具で整備に入る

まずは①から

納車時から感じていたのだがクラッチレバーの遊びが多い気がするので調整してみる f:id:puyoni:20181221112736j:plain

開けてみると、調整どころか長さを固定するネジがユルユル状態。

最初から締まっていたのか?と疑いたくなる程に・・・

調整後はギアがスコスコ入る。あんなに苦労していたのが嘘みたい。

レバーの遊びが多過ぎてクラッチが切れていなかったのだ

イタリア人に合わせて作られたバイクなので、手の小さなのぷよにい!に対する粋な心遣いかと思っていたがどうやら違ったようだ

続いて②

アイドリング中も異音がしている

経験上この異音は何かと何かが振動で干渉している音だ

音はフロント周りから聞こえる

とりあえず手で押さえてみる

メーター・・・ダメ

ヘッドライト・・・ダメ

フロントフェンダー・・・音が止んだ。 こいつか!

確かに手で触るとグラグラ動いている

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原因はフェンダーを止めている4本のキャップスクリューが全て緩んでいる

締めたのか?と疑いたくなる程に・・・

新車だとネジ類にはマーカーが付いているが、この4本には付いていないのだ

締めたら音が止んだ

この一件で相棒ミラノちゃんに対する信頼がグラグラ揺らいでしまう

マーカーが付いていないネジが他にあるか確認しよう

そしてバイクの側面を確認中にとんでもないものを発見する f:id:puyoni:20181221123254j:plain

な、な、なんじゃこりゃーー!

モトグッチのシンボル、左右に突き出たシリンダーヘッドのカバーにひび割れが!

これまでの思い出が走馬灯のように頭の中を廻るが、まったく心当たりがない

いや、あるとすれば納車日が仏滅だったことくらいか・・・

とにかく落ち着こう

新車のモトグッチには2年間の保証が付いている。 クレーム申請してみよう

ひび割れは表面の樹脂の部分で走行には支障無さそうだが、このまま湖岸道路を走ることが出来なくなった

今のミラノに命を預けることができない

お家に帰ろう・・・

帰宅後に自分で出来る整備点検を全て実施した

空気圧も前後規定値2.5に対して1.8しか入っていなかった

納車間もないという事で安心していたが、この状況で1ヶ月乗っていたのは自分の大失態! 今後はしっかり自分で整備しようと思う

このミラノはとても良いバイクなので、人的ミスで評価が下がってしまうのはとても悲しい。

反省しきりの一日だった

クレーム申請が通るかどうかはまだ未定